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ルスラン・ステファンチュク議長=2025年2月21日、キーウのウクライナ議会、藤原学思撮影

 ウクライナ議会のルスラン・ステファンチュク議長(49)が21日、首都キーウの議会で朝日新聞の取材に応じた。米国は支援の見返りとして、ウクライナの希少資源の権利を求めているが、ウクライナに「安全の保証」が与えられなければ、認めない考えを鮮明にした。

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 ロシアによるウクライナへの全面侵攻は、24日で開始から3年を迎える。ステファンチュク氏はゼレンスキー大統領と30年近く前から知り合いで、側近の一人。20日にはキーウを訪問中のケロッグ米特使(ロシア・ウクライナ担当)と会談した。

 会談では、ウクライナに埋蔵されている希少資源の扱いが議題になった。米国はこれまで、採掘による利益の5割を分けるよう求めている。

ウクライナに今あるのは「攻撃される保証」

 だが、ステファンチュク氏は…

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