指揮者のクリスティアン・アルミンクが音楽監督をつとめる広島交響楽団が、7日に大阪、8日に東京で「被爆80周年 2025『平和の夕べ』コンサート」を開く。ピアニストのダニール・トリフォノフが共演。音楽を通じて平和のメッセージを発信する。
演奏するのはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番とマーラーの交響曲第4番。
トリフォノフは2010年のショパン国際ピアノコンクールで第3位に入賞し、11年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝した精鋭。世界各地の著名なオーケストラと共演を重ねているが、広響との共演は今回が初めてとなる。
会場は7日が大阪のザ・シンフォニーホール、8日が東京オペラシティコンサートホール。いずれも開演は午後7時。5日に広島市内でも同じプログラムで演奏会が開かれた。問い合わせは電話082・532・3080(広響)。