埼玉県八潮市で県道が陥没して2トントラックが転落した事故は、発生から4日目となった31日も、車内に閉じ込められた70代の男性運転手の救助活動が続いた。
消防による救助活動が難航しているのは、陥没した穴が広がり続けており、がれきや土砂が崩れる二次災害の懸念があるためだ。
陥没が発生した28日、トラック運転手の男性を助けるために隊員2人が穴の中に入ったが、崩落した土砂で軽傷を負って断念した。男性も隊員も土砂に埋まる恐れがあったため、消防は穴からクレーンでトラックごと引き上げて救助する方針に変更。だが、29日未明に引き上げられたのは荷台のみで、運転席部分は残された。
その後、穴の内部では断続的…