7月30日開幕の第66回広島県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社など主催)を前に、演奏順を決める抽選会が6月28日、広島市中区のエリザベト音楽大セシリアホールであった。259団体の代表者らが参加した。
7月30、31日と8月1、2、7~11日は広島文化学園HBGホール(広島市中区)で、8月3、4日はふくやま芸術文化ホールリーデンローズ(福山市松浜町)で開かれる。
小学生、中学生、高校、大学、職場・一般の部門があり、中高は出演人数などによってA、小編成、フェスティバルの3部門で審査される。
小学生を除く各部門から計14団体が、8月22~25日に開かれる中国大会(山口県周南市)に出場。上位に入賞すれば、10月の第73回全日本吹奏楽コンクール(宇都宮市、新潟市)に進む。
小学生部門については3団体が8月24日にある全日本小学生バンドフェスティバル中国大会(周南市)ステージパフォーマンス部門に出場する。
昨年の中国大会で金賞を受けた比治山女子高校の部長、吉岡来望(くるみ)さん(17)は「去年は全国大会に進めず悔しさが残った」と振り返る。高3に頼りがちな点が課題だったといい、今年は学年の垣根を越えた意見交換を重視したという。「大会では比治山ならではの音を奏でたいです」
県吹奏楽コンクールの入場券は7月5日午前10時からローソンチケットで販売する。一般2千円、高校生以下1千円(全席自由)。