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延岡学園―宮崎北 四回裏宮崎北無死、一塁走者の永田が二盗を試みるがタッチアウト=2024年6月1日午後1時33分、サンマリン、中島健撮影
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 第71回県高校野球選手権大会(県高野連主催、朝日新聞社など後援)は1日、宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎で決勝があり、延岡学園が宮崎北を破った。6年ぶり6回目の優勝だ。

▽決勝

延岡学園5-2宮崎北

 2戦連続のタイブレークを勝ち進んだ延岡学園と、2試合連続完封の宮崎北による決勝。延岡学園は五回2死二、三塁から、代打星川泰輝選手が2点適時打を放ち、宮崎北のエース塚洸介投手を攻略。六、八回も加点し、宮崎北の反撃を2点でしのいだ。

 延岡学園の川田一憲監督は「代打が流れを変えてくれた。ベンチにも力がある選手がいる。最後まで競争させ、夏に臨みたい」。小林虎太郎主将は「春に初戦で負けて悔しい思いがあった。秋と選手権を優勝したプライドを持って練習し、甲子園に行きたい」と話した。

▽3位決定戦

宮崎商2-1日章学園

 3位決定戦では、宮崎商が日章学園に勝利。この大会を含む1年間の公式戦の戦績で、夏の第106回全国高校野球選手権宮崎大会の第7シードまでが確定した。

 シードは①延岡学園②日南学園③宮崎商④小林西⑤日章学園⑥宮崎北⑦聖心ウルスラの順。第8シードは複数校が同じ戦績で並び、19日の組み合わせ抽選会で富島と都城商のどちらかがシードに決まる。(中島健)

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