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 (24日、第107回全国高校野球選手権青森大会決勝 弘前学院聖愛―八戸学院光星)

 決勝に進んだ両チームは対照的な勝ち上がりをしてきた。

 弘前学院聖愛は、準々決勝で八戸工大一、準決勝で青森山田と、甲子園経験校にともに1点差で勝利。先制してリードを守り切る形で決勝に駒を進めた。

 4試合で2失策と堅守が光る。投手は八戸工大一戦で好リリーフし、青森山田戦では2失点完投の左腕・芹川が軸になる。持ち味の緩急をつけた丁寧な投球で強力な相手打線を抑え、ロースコアの試合に持ちこみたい。

 八戸学院光星は、ここまで4試合全てコールド勝ちと、圧倒的な力を見せてきた。

 打線は準々決勝の木造戦、準決勝の青森北戦でともに2桁得点をあげるなど好調を維持している。盗塁数は23で機動力も抜群だ。投手陣は4投手で失点3と攻守ともに隙が少ない。今大会は1度もリードを許しておらず、先に得点する展開が理想だろう。

 両チームが選手権青森大会の決勝で顔を合わせるのは2019年大会以来。その時は、12―4で八戸学院光星が勝利している。

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