昨夏の東東京大会で春夏通じて初の甲子園出場を決め、喜ぶ共栄学園の選手たち=2023年7月30日、神宮球場、大宮慎次朗撮影

 (前年優勝校 共栄学園 前年参加チーム数129)

 圧倒的な打撃力を誇る帝京と、8年ぶりに今春の選抜大会に出場した関東第一が有力。

 帝京は2連覇した春季都大会の1回戦から関東大会準決勝まで10試合連続で本塁打。4番の奈良飛雄馬、5番の富浜琉心らを中心に計16本放った。

 関東第一は、制球力の高い左腕・畠中鉄心(てっしん)、140キロ台の速球派の右腕・坂井遼(はる)を中心に投手層が厚い。長打力のある主将の高橋徹平が中軸に座り、打撃にも隙がない。

 一昨年の覇者、二松学舎大付もノーシードながら実力は十分。1年から主力の主軸・片井海斗が好調だ。春季都大会で関東第一を完封した修徳、二松学舎大付を破った東京も好投手がそろう。明大中野や日大豊山にも勢いがある。(佐野楓)

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