奈良県

 奈良県御所市は3日、市立の7小学校と4中学校を1校に統合する基本方針を発表した。小中一貫の義務教育学校とし、2031年4月の開校を目標としている。同市教育委員会によると、県内の市で市内すべての小中学校を一つの義務教育学校にするのは初めてという。

 基本方針では、新しい学校を市中心部の御所小と御所中に置き、小学校の敷地に校舎や体育館、中学校の敷地に運動場を設ける。

 遠隔地の子どもにはスクールバスの運行を検討する。旧葛中学校を含む9校の跡地利用は未定。7月以降、小学校区単位で説明会を開く。

 市教委新しい学校づくり推進課によると、今年度の市内の小中学生は1117人。1学年10人未満や複式学級の小規模校が増えている。30年度には891人、50年度には433人に減ると推計されている。

 15年に学識経験者やPTAなどでつくる市学校規模適正化推進会議が小中1校ずつにする提言書を市教委に提出し、市側が検討を進めた。19年に施設一体型の小中一貫校をめざす基本構想を、今年3月に具体的な基本方針を策定した。

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