2026年度から高校で使われる教科書の検定結果が、3月下旬に発表された。性暴力の問題が相次いで明らかになる中、教科書では思春期の生徒に、性的同意や人権に基づいた性の学びを伝えようとしている。
保健体育では、大修館書店が「性暴力を根絶するために」と題した見開きの特設ページを作った。同社によると、文部科学省の「生命(いのち)の安全教育」の内容を踏まえ、今回から新設した。「生命の安全教育」とは子どもたちが性暴力の加害者、被害者、傍観者にならないよう、文科省が推進する教育プログラムだ。
特設ページでは、性暴力を「被害者の尊厳を著しく踏みにじる行為」とし、「自分が望まない性的な行為はすべて性暴力」と説明する。被害は女性だけでなく男性にもある、と説明し、心身に深刻な影響を長期間与えることも言及。相談先として各自治体の「ワンストップ支援センター」を紹介した。性暴力をなくそうとする社会的な動きとして「#MeToo運動」も取り上げた。
性的同意、取り上げた理由は
東京書籍は、家庭基礎、家庭…