政府は29日の閣議で、秋篠宮家の長男、悠仁さま(18)に対し、大勲位菊花大綬章を授与することを決めた。9月6日の成年式当日に、皇居・宮殿で天皇陛下から直接授けられる。
皇室で男性皇族の成年式が行われるのは1985年11月の秋篠宮さま以来40年ぶり。宮内庁は併せて、成年式の具体的な儀式についても発表した。
9月6日は、午前に東京・元赤坂の秋篠宮邸で、天皇陛下が使者を通じて悠仁さまに成年皇族用の冠を贈る「冠を賜(たま)うの儀」が行われ、その後、皇居・宮殿でこの冠を身につけるという中核的な儀式「加冠(かかん)の儀」がある。午後には、燕尾(えんび)服姿の悠仁さまが、宮殿「松の間」で、天皇、皇后両陛下にあいさつをする「朝見の儀」、陛下から大勲位菊花大綬章を受ける「勲章親授」などに臨む。
悠仁さまは天皇陛下の次の世…