秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまの成年式が19歳の誕生日の6日午前、始まった。皇室に生まれた男子が対象の儀式で、秋篠宮さま以来40年ぶり。悠仁さまは式を経て、宮中の諸行事などで成年皇族の列に加わることになる。
- 悠仁さまの成年式、始まりは聖武天皇の元服? 先例重ね変遷した儀式
- 【写真まとめ】成年式を迎える悠仁さま これまでの皇族の成年は
天皇陛下のおいにあたる悠仁さまの皇位継承順位は、父の秋篠宮さまに次ぐ2位。皇室典範は皇位継承者を男系男子に限っているため、未婚の皇族の中では唯一、皇位継承資格を有する。昨年9月6日に18歳の成年に達したが、大学進学を控えていたため、式は1年先送りされていた。
皇室の成年式は平安前期に確立されたとされる。中心となる行事は、皇居・宮殿の春秋の間で行われる「加冠の儀」で、天皇、皇后両陛下のほか、主催する秋篠宮ご夫妻が見守る中、天皇陛下から授けられた成年用の冠をかぶる。式には三権の長も参列する。
成年式の皮切りは、天皇陛下…