想定外の「JJ」若者にブーム、販売量10倍に　サントリー動く

　ジャスミンの茶葉でつくった焼酎が、「JJ」と呼ばれる想定外の飲まれ方で若者に人気を集めている。大阪・ミナミや沖縄のナイトクラブから広がったとの説もあるが、定かではない。同焼酎を販売するサントリーは、かつて仕掛けたハイボールブームの再現を狙って動き始めた。

　大阪の飲み屋街・天満の「餃子（ぎょうざ）倶楽部　ロックリー」のメニューに5月、「JJ」が加わった。客からの注文が増えたためで、週末は100杯近く注文される日もある。今や、ビールとハイボールに続く人気商品だ。

　「JJ」は「ジャスミン焼酎…