横浜戦を前に練習に励む県岐阜商の選手たち=2025年8月18日午後、兵庫県西宮市、高原敦撮影

 強豪・横浜との準々決勝を前に県岐阜商は18日、兵庫県西宮市の球場で最終調整に臨んだ。

 練習は試合開始と同じ午後1時にスタート。内外野に展開してノックの打球を追った選手たちは、外野手から内野手への連係プレー、バックホームなどを声をかけ合いながら繰り返していた。

 バッティングケージと投球マシンを設置しての打撃練習では、強く低く右へ左へと打ち返す快音が球場中に響き渡った。

 稲熊桜史遊撃手(2年)は「守備でも打撃でも攻めのプレーで盛り上げ、チームに貢献したい」と意気込んでいた。

 準々決勝の相手の横浜は3年ぶり21回目の出場。松坂大輔さん(元レッドソックス)、筒香嘉智(DeNA)、近藤健介(ソフトバンク)の各選手らプロ球界に多数の選手を送り出した全国有数の強豪だ。

 甲子園は春夏通算38回で、通算6度の優勝を誇る。今春の選抜決勝で智弁和歌山を破って優勝した主力メンバーがほぼそのまま残っている。

 神奈川大会のチーム打率は7試合で3割4分7厘、本塁打4本。奥村頼人選手や織田選手ら8選手が登板した。

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