「日本とは深いつながりがある。特別な愛着を感じてきた」。大阪・関西万博のフランス館で13日、開館式があり、アンバサダーで俳優のソフィー・マルソーさんはこう語った。13歳の恋心をみずみずしく描き、日本でも一世を風靡(ふうび)した映画「ラ・ブーム」で衝撃的なデビューを飾ってから45年。開館式後、取材に応じたマルソーさんに思いを聞いた。

インタビューに応じる俳優のソフィー・マルソーさん=2025年4月13日午後4時12分、大阪市此花区、有元愛美子撮影

 ――フランス館のテーマは「愛の賛歌」です。フランス文化にとって愛とは。

 愛はよくテーマになります。歌でも映画でも絵画でも、私たちは恋をしています。愛は、他者との関係性であり、現代では、地球との関係性でもあるでしょう。愛するとは、ケアすること。地球にもケアが必要ですよね。今回のフランス館はまさに、ケアに満ちています。

フランス館の開館式に出席した俳優のソフィー・マルソーさん=2025年4月13日午後2時44分、大阪市此花区、有元愛美子撮影

【動画】大阪・関西万博でフランス館のアンバサダーを務める俳優のソフィー・マルソーさん=有元愛美子撮影

 ――「ラ・ブーム」はフラン…

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