「日本とは深いつながりがある。特別な愛着を感じてきた」。大阪・関西万博のフランス館で13日、開館式があり、アンバサダーで俳優のソフィー・マルソーさんはこう語った。13歳の恋心をみずみずしく描き、日本でも一世を風靡(ふうび)した映画「ラ・ブーム」で衝撃的なデビューを飾ってから45年。開館式後、取材に応じたマルソーさんに思いを聞いた。
――フランス館のテーマは「愛の賛歌」です。フランス文化にとって愛とは。
愛はよくテーマになります。歌でも映画でも絵画でも、私たちは恋をしています。愛は、他者との関係性であり、現代では、地球との関係性でもあるでしょう。愛するとは、ケアすること。地球にもケアが必要ですよね。今回のフランス館はまさに、ケアに満ちています。
【動画】大阪・関西万博でフランス館のアンバサダーを務める俳優のソフィー・マルソーさん=有元愛美子撮影
――「ラ・ブーム」はフラン…