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愛媛県

 愛媛県内の二つの川で20日、水難事故が相次ぎ、男性3人が亡くなった。

 午後2時半ごろ、久万高原町中黒岩の仁淀川で「男性が川に流された」と、消防から県警久万高原署に通報があった。

 署によると、約2時間半後に捜索隊が川底で男性2人を発見したが、いずれも死亡が確認された。

 亡くなったのは、松山市鹿峰の会社員、永瀬遥稀さん(25)と同市北吉田町の会社員、二階堂将逸さん(31)。

 警察と消防の捜索隊が午後5時5分ごろ、行方不明になった地点から約50メートル下流で永瀬さんを発見。約20分後には二階堂さんも発見して引き揚げたが、2人とも死亡したという。

 2人はこの日午前10時ごろから、職場の同僚十数人と川遊びに来ており、川遊び中に先に永瀬さんが流され、二階堂さんが助けに行ったとみられるという。

 一方、午後1時5分ごろには、西条市中野甲の加茂川で、松山市福角町の会社員、梅岡陽登さん(27)が溺れた。

 西条署によると、通報を受けて駆けつけた消防署員が引き揚げ、梅岡さんは病院に救急搬送されたが、死亡が確認された。

 梅岡さんは中学時代の同級生2人と川に来ていたといい、2人は「水の上に顔を出して泳いでいたところ、姿が見えなくなった」と話しているという。

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