第72回全日本吹奏楽コンクール愛媛県大会(県吹奏楽連盟、朝日新聞社など主催)は最終日の31日、中学生A部門(50人以内)の2日目が松山市民会館であった。
30日と合わせて34団体が出場、県代表に決まった7団体は、8月24日に松山市民会館で開かれる四国支部大会に出場する。
- 愛媛県吹奏楽コン、中学生Bは46団体が出場 演奏を写真で振り返り
- 愛媛県吹奏楽コン、高校Aは6団体が代表に 演奏を写真で振り返り
審査結果は次の通り(◎は代表)。(戸田拓)
中学生A部門の審査結果
【中学生A】金賞=◎四国中央市立川之江南、◎愛媛大付、松山市立南、◎松山市立西、伊予市立港南、◎松山市立勝山、松山市立拓南、◎四国中央市立三島東、◎今治市立南、◎東温市立重信▽銀賞=松山市立小野、松山市立鴨川、新居浜市立川東、今治市立立花、松山市立桑原、松山市立垣生、松山市立雄新、今治市立西、松山市立北、四国中央市立川之江北、松山市立城西、松山市立三津浜、松山市立余土、新居浜市立中萩、砥部町立砥部、松山市立久米、松山市立道後、宇和島市立城東・城南、今治市立北郷▽銅賞=松山市立南二、松山市立内宮、大洲市立大洲北、西条市立西条北、新居浜市立南
記事後半で30、31日にあった中学生A部門に出場した全34団体の写真をご覧いただけます。
30日に夏の高校野球の愛媛大会で優勝した聖カタリナの吹奏楽部員たちの、コンクールとスタンド応援の奮闘も紹介しています。
「歴史的な名曲演奏させたい」今治市立南の竹内優子教諭
「はっきり言うたら、そのときの編成と生徒の腕前です」
チャイコフスキー、ドボルザーク、コダーイ。音楽史に名を残す大作曲家の管弦楽作品を、自ら吹奏楽向けに編曲してコンクールに挑み続ける。
その理由を今治市立南中吹奏楽部顧問の竹内優子教諭(59)に尋ねたら、ぶっきらぼうな口調で簡潔な答えが返ってきた。
31日行われたコンクール中学生A部門で、今治市立南はワーグナーの歌劇「さまよえるオランダ人」序曲をオリジナル編曲で披露。県代表の座を勝ち取った。
自らクラシック編曲をやり続ける理由
以前赴任した学校で、部員数…