横浜赤レンガ倉庫で開かれたイベントに来場した犬たち=2024年3月15日、横浜市中区、小林直子撮影
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 横浜市は人口だけでなく、犬の登録件数も政令指定都市の中で最多だ。そんな地の利を生かし、「ドッグフレンドリーな街」づくりに力を入れている。みなとみらい21地区など、犬の散歩や遊び場として人気のスポットを生かしていこうという取り組みだ。

 3月中旬、横浜赤レンガ倉庫(中区)のイベント広場では、約100店舗の犬関連のマーケットが集まるイベント「赤レンガでわんさんぽ」が開催され、平日にもかかわらず、犬を連れた人たちでにぎわっていた。

 「わんちゃんのイベントは集客力があるんです」と横浜赤レンガの担当者。期間中の週末は、ブースの間を歩けなくなるほど混雑するという。

 みなとみらい方面から山下公園までをつなぐ海辺の約5キロは、お散歩コースとして愛犬家が集うエリアだ。シバイヌと訪れた金沢区の山本真一さん(58)は「みなとみらい周辺は階段が少なく、道がきれいでお散歩がしやすい」と話す。

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 魅力はそれだけではない。「…

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