ロイター通信などは25日、パレスチナ自治区ガザ地区でのイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止と人質解放をめぐる交渉が、近く再開する可能性があると報じた。
イスラエル紙ハアレツによると、イスラエルの対外諜報(ちょうほう)機関モサドのバルネア長官、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官、カタールのムハンマド首相が24日にパリで会談し、交渉を再開することで合意した。仲介国のエジプトとカタールによる新たな提案に基づいて交渉が再開すると伝えている。ロイターによると、交渉再開についてハマス側の関係者は「日付は決まっていない」と話したという。
交渉をめぐっては、ハマスが今月6日に戦闘休止案の受け入れを発表した。ところが、イスラエルはその内容が自分たちが承認した内容と異なるとし、成立に至らなかった。イスラエルはその後、ガザ最南端ラファでの軍事作戦を開始した。
エジプトメディアによると…