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女性が偽のブランド生地でハンドメイド作品として販売していたポーチなど=神奈川県警南署提供

 偽ブランド生地で小物を手作りしSNSを通じて販売したとして、神奈川県警は5日、宮崎市の主婦の女性(46)を商標法違反(侵害とみなす行為)と郵便法違反の疑いで書類送検し、発表した。

 女性は容疑を認め「ハンドメイドが趣味で、自作の偽ブランド品は売れ行きが桁違いに良かった。違法なことは十分わかっていたが、まさか捕まるとは思っていなかった」「生活費の足しにしていた」と話しているという。

 南署によると、書類送検容疑は2023年8月~24年7月、4回にわたり、偽のルイ・ヴィトンのペットボトルホルダーなど4点を客2人に郵送し、計約3千円で販売したというもの。また今年1月、偽のバレンシアガのポーチなど15点を販売目的で自宅に所持し、商標権を侵害したというもの。

 女性はフリマアプリを通じて国内の業者から様々な偽ブランド生地を購入し、小物を手作りしていたという。

 県警は女性宅を家宅捜索し、偽ブランドの小物約100点を確認。22年1月~今年1月に760回販売し、約160万円を売り上げていたとみている。

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