ユーモアあふれるコミックエッセーで知られる漫画家グレゴリ青山さんがいま、夢中になっているのが手芸。そこで新刊「ある手芸中毒者の告白」(誠文堂新光社)を出した。いったい、どんな告白か。
母親から譲り受けた着物を処分するのももったいない。グレゴリさんがリメイクを始めたのは2017年。熱中した。パンツ、スカート、ワンピースやバッグ。ちまちまと着物の糸を抜き、ミシンでさまざまに縫いあげる。ああ、無心になれる時間の貴さよ。
好きな刺繡(ししゅう)にも熱が入る。漫画やイラストの仕事にとりかかる助走としても、つい刺繡を……これを「現実逃避刺繡」と呼ぶ。
京都府内に暮らすグレゴリさ…