打楽器八重奏で中国大会に参加する南部町立法勝寺中のメンバー=舟木洸介教諭撮影

 2月1、2日に鳥取市尚徳町のとりぎん文化会館「梨花ホール」で開かれる第48回全日本アンサンブルコンテスト中国大会(中国吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)。鳥取県南部町立法勝寺中吹奏楽部は、全部員の8人で臨む。

 部員はもともと全員が管楽器の担当。だが昨年9月から打楽器八重奏に挑戦してきた。「私たちの強みはチームワークの良さなので、打楽器の方がそれを生かせると考えたのです」と種愛歌(たねあいか)部長(2年)。

 昨年12月の県大会では「ジャンヌ・ダルク~8つの打楽器群のための~」を披露。息のあった演奏とともに多彩な表現が高い評価を得た。田辺采美(ことみ)副部長(同)は「お互いの演奏にアドバイスを送りあって練習した成果だと思います」。

 中国大会では金賞、その先にある全国大会出場を目指す。「そのためには技術力と表現力をもっともっと磨いていかないと」と鏡原心陽(こはる)さん(同)と瀧山和香(わか)さん(同)。

 顧問の舟木洸介教諭は「生徒たちはとても仲が良く、努力を惜しまない。何より音楽が大好き。中国大会では自分たちらしさを存分に発揮してほしい」と期待する。

 他のメンバーは次のみなさん。(敬称略)

 有田姫七(ひな)(2年)、川上双葉(1年)、中畑聖那(せな)(同)、福浦咲(同)

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