第107回全国高校野球選手権鳥取大会(前年優勝校 鳥取城北 前年参加チーム数22)
春季県大会を制した鳥取城北が頭一つ抜けている。投手陣の厚さが強みで、春は田中勇飛、鈴木欧音、浜野功成の3投手が5試合で計49三振を奪った。打線も5試合すべてで2桁安打を放つなど、圧倒的な強さを見せつけた。
今春の選抜大会に出場した米子松蔭は、春の県大会では投打に持ち味を発揮できず、準々決勝で敗れた。接戦をものにして中国大会で準優勝した昨秋のように守備力や機動力などを生かし、再び甲子園の土を踏めるか。
その米子松蔭を破り4強に進んだ鳥取育英や、準優勝の米子東も注目校だ。鳥取西、境、鳥取商、米子北なども地力がある。