2025年4月30日、米ワシントンで記者会見する(左から)飯塚耕一郎・家族会事務局長、古屋圭司・拉致議連会長、横田拓也・家族会代表ら=清宮涼撮影

 北朝鮮による拉致被害者の家族会や国会議員らが4月30日、訪問先の米ワシントンで記者会見した。同日、米国家安全保障会議(NSC)のアレックス・ウォン大統領副補佐官や、アジアを担当するカナパシー上級部長らと面会し、拉致被害者の帰国に向けた日米の協力を求めたと明らかにした。

 拉致被害者・横田めぐみさんの弟の横田拓也・家族会代表は面会で「(米政府との面会自体が)北朝鮮に対する強いプレッシャーにつながる」として謝意を伝えたという。今回の訪米については「多くの味方を作れた。どれだけさらに形にしていくかが私たちの使命であり、日本政府の使命だ」と会見で語った。

 拉致被害者・田口八重子さん…

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