フィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ(CS)木下グループ杯は6日、大阪・関空アイスアリーナでペアのショートプログラム(SP)が行われた。
今春の世界選手権を制した三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は79・94点の1位でフリーに進んだ。今季の国際大会初戦ながら、80・99点の自己ベストに迫る得点だった。
演技後には赤と黒を基調とした新しい衣装や、夏の過ごし方についても語った。
報道陣との主なやり取りは以下の通り。
――SPを振り返っていかがですか?
三浦 「今年の夏は本当に良い練習が積めていて、それを『本当に良かったものだな』って再確認できたSPでした。現状の評価を知るっていう(つもりで)、それで挑んでいました。ツイストと、最後のバックインサイド(のレベル4)が取れていなかったことが知れたので、次の試合に向けて直していけたらなと思います」
木原 「初戦ですけど、ある程度前回の地元のローカル大会より点数を伸ばすことができたので、良かったなと思います。レベルの取りこぼしは二つあって、その点は非常に残念。(それがなければ)80(点を)たぶん取れていたと思うんです。けど、去年は同じようなシチュエーションで追い込みすぎてしまったんで、まあいいかっていうことで。今日はもう十分かなって。初戦、けがなくショート、1日目を終えられてよかったかなって思います」
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――フリーに向けて確認したいポイントは?
三浦 「一つ新しいリフトが入っているので、それの加点がどこまで伸ばせるのかを知りたいなと思うので、本当に明日もけがなく笑顔で滑りきれればいいなと思います」
木原 「初戦なので完全を求めすぎず、ショートと一緒になってしまうんですけど、『こんなもんだよね』っていう軽い気持ちで。やってきたことは確かなものがあるんで、それをある程度出せればいいかなって思います」
――スタートダッシュを決めました。
三浦 「エレメンツに関しては、自分自身のフィーリングで言うと、去年のシーズンよりも良かった。本当にシーズン初戦から79点っていうのを出させていただいて、本当にこのSPに自信を持ってシーズンを駆け抜けられるかなって思いました」
木原 「璃来ちゃんが横でガ…