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副部長の長田千佳さん(右手前)率いるホルンパート=2024年7月7日、富山県魚津市吉島、法野朱美撮影
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 富山県吹奏楽コンクール(富山県学校吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の高校A、高校B部門が20日、魚津市の新川文化ホールで開かれる。計36団体が出場する予定。21日は中学生A部門(大編成)と職場・一般部門がある。

  • 中学・高校に最も選ばれた吹奏楽曲は 昨年のコンクール800校集計

 「部活動をやりたくてこの学校を選んだ。吹奏楽に熱く、強いメンバーがここに集まるからだ。最後の夏をみんなでやりきりたい」

 大会まで2週間を切った日曜の午後、高校A部門(大編成、55人まで)に出場する、魚津高吹奏楽部の副部長、渋谷駿亮さん(打楽器・3年)は、練習前のミーティングで部員らにこう語った。

 コンクールに向け部員一丸、全力で走ってきたが、部内に温度差があることを感じていたからだ。一方、部長の能沢和奏(わかな)さん(クラリネット・3年)は「1、2年生には少し無理をさせてしまってた。ごめんね」と頭を下げた。

 吹奏楽部の3年生は、通常だと5月末の定期演奏会で引退するが、今年は14人のうち10人がコンクールを目指して残った。

 昨年は県大会で銀賞だった…

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