祇園祭の宵山期間が始まり、山鉾の駒形提灯(ちょうちん)にあかりがともった=2025年7月14日午後7時22分、京都市下京区、新井義顕撮影

 日本三大祭りの一つ、京都・祇園祭は14日、前祭(さきまつり)の宵山(よいやま)期間を迎えた。京都市中心部では、17日の山鉾(やまほこ)巡行に参加する23基の山鉾がたち並び、駒形提灯(ちょうちん)のやわらかなあかりに照らされた。

 初日のこの日は宵々々山(よいよいよいやま)、15日は宵々山(よいよいやま)、巡行前日の16日は宵山と呼ばれる。夕暮れとともに大勢の人たちが「コンチキチン」の祇園囃子(ばやし)を聞きながら、山や鉾を見つめていた。

 15、16日は午後6~11時、四条通や烏丸通の一部区間などが歩行者用道路になる。

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