昨夏の鹿児島大会で2年連続優勝を決めて喜ぶ神村学園の選手たち=平和リース

 第107回全国高校野球選手権鹿児島大会(前年優勝校 神村学園 前年参加チーム数63)

 昨夏、甲子園で2年連続4強入りし、今春の九州大会を制した神村学園が頭一つ抜けている。長打力があり、甲子園を経験した今岡拓夢、入来田華月の上位打線が攻撃のリズムをつくる。投手陣も甲子園のマウンドを踏んだ早瀬朔ら力のある選手がそろう。足を絡めた攻撃も得意で、好守によくまとまっている。

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 追うのは、好投手を擁する出水中央、鹿屋中央、れいめいか。昨秋の県大会で準優勝の鹿児島実、昨夏の鹿児島大会準優勝の樟南ら伝統校に加えて、鹿児島城西も地力がある。公立勢では春の県大会準優勝の鹿児島工のほか、枕崎、鹿屋農などが上位をうかがう。

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