今回の参院選は、主要政党だけでも10党が候補者を擁立する混戦模様の選挙戦だ。それぞれの政党は、どんな政策を掲げているのか。各党の政策を冷静に見比べてみる機会を持ってはどうだろうか。
朝日新聞は東京大学・谷口将紀研究室とともに、今回の参院選も共同でアンケートを実施した。政党や各候補者の政策を紹介している。2003年衆院選での調査開始から今回で16回目になるが、この間、旧民主党が分裂し、立憲民主党や国民民主党が誕生。日本維新の会、れいわ新選組、参政党が勢力を伸ばし、今回からは日本保守党も国政政党に加わった。
政党は増えたが、それぞれどんな考えを持っているのか。今回の選挙は、消費減税の是非が主な争点として挙げられる。調査では、参院選に立候補した全候補者に対し、「時限的または恒久的に消費税率を引き下げるべきだ」という意見への賛否を5択で尋ねた。
「どちらかと言えば」を含め…