【動画】朝日新聞のインタビューに応じる立憲民主党の小川淳也幹事長
急速に進化する人工知能(AI)に、政治家はどう向きあうのか。有権者との直接対話を続けてきた一方、党としてAIの活用を提案する立憲民主党の小川淳也幹事長に聞いた。
――AIの活用、なぜ必要だと思っているのか
いまの民主主義は慢性的機能不全に陥っているのではないか、という問題意識がある。システム、テクノロジーによってその機能不全を解決できるのでは、と可能性を感じている。
- 【連載6回目】「政治家よりもAI」の時代、やってくる?焦る議員と台湾からの警鐘
――「機能不全」とはどういうことか
いまの政治参画は、衆院なら原則4年に1度。紙に名前や政党を書き込んで票を投じるという機会しかない。明治時代の国会設立以来で言えば、百年以上が経ち、民意の集約のシステムとして脆弱(ぜいじゃく)になっているのではないか。選挙を「情報処理」と捉えるなら、もっと情報の密度、頻度を高めるために、AIというテクノロジーが使えるのではないか。
――民意を捉えられていない、という思いがあるのか
記事の最後では、AIと民主主義について語るオードリー・タン氏のインタビュー動画も視聴できます
「投票に行ったって変わらな…