(10日、第106回全国高校野球選手権大会1回戦 宮崎商3-4中京大中京)

 宮崎商の先発・上山が投打に踏ん張った。中京大中京打線を六回まで2点に抑え、七回には自ら勝ち越し打を放った。だが、その直後の守備で予期せぬことが起きた。いつもなら抑えで登板する遊撃の中村の足がけいれん。「中村が登板できないかもと、少し動揺した」。スタミナも落ちて連続適時打を許した。2日前には宮崎で大きな地震があった。「宮崎県民を勇気づける試合をしたかった」と悔やんだ。

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