学校と家庭・地域の関係作りに関する有識者会議に参加する委員ら=2025年5月9日、都庁、浅沼愛撮影

 東京都教育委員会が公立学校の教職員を対象に実施したアンケートで、回答者の23%が、カスタマーハラスメント(カスハラ)にあたる可能性がある言動や行為を受けたことがあると答えた。このうち88%は「保護者」からだった。9日、都教委の有識者会議で報告された。

 都教委によると、アンケートは4月4日~30日、都内の公立学校の全教職員約8万人を対象にオンラインで実施し、約1万1千人が回答。「過去5年間に外部の人から通常の社会通念から疑問と感じる言動や行為を受けたことがあるか」との質問に、23%にあたる2477人が「はい」と回答。うち、88%が「保護者」から受けたと答えた。

 そうした言動や行為のきっか…

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