【福井】悪天候で継続試合となった第152回北信越地区高校野球大会（北信越地区高校野球連盟主催）の中越（新潟）―敦賀気比は1日、九回表１死からハードオフ・エコスタジアム新潟（新潟市）で再開され、敦賀気比は3―7で敗れた。昨秋の北信越大会で優勝し、選抜にも出場したチームが初戦で姿を消した。
敦賀気比は序盤から投手が打ち込まれ、前半で大量リードを許す苦しい展開。初回に2点を奪われると、二回には2死から5連打を浴びてさらに4失点。試合の主導権を握られた。
四回に小林拓斗の左越え本塁打などで反撃。試合再開後の九回裏は無死一、二塁と攻めたが、得点できなかった。岡部飛雄馬主将は「投手が打たれても打線ではね返したかった。1番を打っているので、流れを持ってきたかったが、それができず悔しい」。東哲平監督は「前半の大量失点でリズムに乗れなかった。3点を返したが、攻撃もまだまだ。夏までにもう一度鍛え直す」と話した。
