「文化放送本社のホールでもプロレス興行を!」とアピールしたウナギ・サヤカ

 30代でアイドルからプロレスラーに転身し、デビューから数年で有名選手との試合を次々に実現。自主興行も手がけ、さらにはラジオ局に直談判して冠番組を獲得――。そんな異色な経歴を持つウナギ・サヤカという人物をご存じだろうか。はちゃめちゃな人間にも見えるが、語る言葉には妙に人の心を動かす力がある。

 「有名になろうと、文化放送に乗り込んで『一枠よこせ』と揺すったところ、案外こじ開けていただけました(笑)」

 文化放送で1月3日から始まった新番組「ウナギ・サヤカの査定してやるよ~!」(金曜午後10時)。そのPRで同21日の同局の定例会見に登場したウナギは、そう言って報道陣を沸かせた。番組はプロレス界の最新トピックスやウナギの素顔などを紹介する30分のトーク番組。女子プロレスの黄金期を描いたNetflixシリーズ「極悪女王」に実況役で出演した、清野茂樹アナウンサーがパートナーを務める。

 アイドル活動を経て、32歳でプロレスラーになった。転身理由は「コンパクトに言うと、ノリ」だ。

所属団体を2度「クビ」に…

 「ノリでやってみたらと言わ…

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