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日本男子のエースとしてメダルの期待がかかる宮田将吾選手=2月25日、大阪市浪速区の浪速アイススケート場、坂上武司撮影

 来年のミラノ・コルティナ冬季五輪(イタリア)開幕まで1年を切った。大阪には、スピードスケート・ショートトラックで1998年長野五輪以来、28年ぶりのメダルを狙う日本のエースがいる。

 大阪府東大阪市出身の宮田将吾選手(22)=阪南大=だ。「あと一段階、いや、二段階レベルを上げて、金メダルを取りたい」と意気込む。

 今季のワールドツアー世界ランキングは日本男子最上位の5位。カナダやオランダ、韓国などの強い選手としのぎを削る。「今季はコンスタントに決勝に進むことができているので、調子はいい」と話す。500メートルは4位が3度、1500メートルは5位が4度。どの距離でも表彰台まであと一歩のところまで来ている。

筋力アップ 120キロ→150キロに

 その要因について「昨季から…

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