Smiley face
  • 写真・図版

 京都市交通局は3日、市営地下鉄烏丸線に導入する新型車両の8編成目(6両)を報道陣や関係者に公開した。8日から運行を始める。

 市交通局は、老朽化した車両9編成を2021~25年度に順次更新しており、費用は1編成あたり約12億円。先頭と最後尾の車両に多目的スペース「おもいやりエリア」を設けるほか、京都の伝統産業品を展示・紹介しており、これまでに西陣織や京漆器、北山丸太などを取り上げてきた。

 今回は「京版画」と「京たたみ」。京版画(木版画)の作品を眺め、手縫いでつくられる畳の技を学べる。北村信幸・交通局長は「多くのみなさんに京版画や京たたみに触れていただきたい。伝統産業の振興の役にたてれば」と話した。

共有