記者会見で謝罪したJR東日本の喜勢陽一社長=2025年4月8日午後3時2分、東京都

 東京都内の東北新幹線下り線を走行中の新青森・秋田行き「はやぶさ・こまち21号」の連結器が外れた事故で、JR東日本の喜勢陽一社長は8日、「昨年9月に続いて連結が外れるという重大な事象を発生させ、多くのお客様に迷惑と心配をかけた」と謝罪した。定例会見で述べた。

 安全対策として「高速走行の安全思想のレベルを一段階上げる」とし、連結器分離防止システムの二重系化に取り組むことを挙げた。また、東北新幹線で相次いでいるパンタグラフ故障の対策として、各駅に屋根上の状態を監視する高性能カメラを備えるとした。

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