BIGBOSS語録
「(チーム統轄本部長の)吉村さんに恐る恐る『支配下にしたい』と聞いた。『まだ早い』って言われるかなと思ったけど、『新庄監督が選手の人生を変えるタイミングを間違えることはない』と言ってくれて。『よしっ』て思った。そこで、通訳さんに『支配下登録する』とは言わないで、本人に『プレゼントがあるから待っておいて』と伝えてもらった」
記者メモ
台湾出身の育成2年目、孫易磊(スンイーレイ)投手の支配下選手登録の決断に至る経緯を説明。さっそく、中継ぎで起用した。(5月22日、エスコンフィールド北海道でのソフトバンク戦前に)
BIGBOSS語録
「ひょろひょろの体で、僕のプロ1年目と同じぐらいの体形だった。横浜スタジアムでの初登板だったかな。その辺はちょっと忘れましたけど、めちゃくちゃ打たれたんですよ。でも強い真っすぐをどんどん向かって投げていた。僕はセンターを守っていて、この子はいいピッチャーになるわと。そのとき、球児に何か言ったらしいんですよ。僕は『この選手、芽が出そうだな、スターになりそうだな』っていう選手には、ぼそっと声かけをするんですけど、何を言ったか覚えていない(笑)。ただ、球児はずっと遅くまで練習していた。僕もこそっと練習したいタイプなので、(室内練習場に)なかなか行けなかった思い出があります。『早う帰れ、球児』って思ったぐらい練習をしていた」
記者メモ
6月3日から始まるセ・パ交流戦を前に、開幕カードで対戦する阪神の藤川球児監督について。2人は1999年から2年間、阪神でチームメートだった。(6月1日、エスコンフィールド北海道で)
BIGBOSS語録
「良くないね。良くない。よくこの位置(首位)にいるわっていうくらい良くない。特に打つ方。ずっとピッチャーにおんぶにだっこですもんね。でも、これを交流戦で逆にしていって。今は調子の上がっていないバッターが、そんなバッティングが出来たんだっていうきっかけをつかむ。それが交流戦という場所かな。目標? 11勝7敗、それ以上」
記者メモ
51試合を終え、29勝20敗2分けのリーグ首位で交流戦へ。チーム防御率はリーグ1位。チーム打率はリーグ5位と「投高打低」に、打線の奮起を期待する。(いずれも6月1日、エスコンフィールド北海道でのロッテ戦後に)
BIGBOSS語録
「またちょっと面白い選手が出てきたなと。(元ロッテで早大野球部監督の)小宮山さんが『守備で飯が食える』って言っていましたよ。バッティングの話は1ミリもなかったけど(笑)。大学では打てなかったかもしれないけど、プロに来て、慣れていけば変わっていく選手はたくさんいる。いいポイントで打っていますよ」
記者メモ
早大出身のドラフト5位ルーキー山県内野手がプロ初本塁打となる1号2ランを放つ。東京六大学リーグ戦、早大学院高(東京)でも0本塁打で、小学校6年のリトルリーグ以来の公式戦での本塁打だった。(6月4日、エスコンフィールド北海道での阪神戦後に)
BIGBOSS語録
「北海道とエスコンが大好きになったんじゃない。100号でしょ。ここからね、彼の実力なら(本塁打を)300、400とね。阪神戦? あと7試合くらいしたい。面白いですから」
記者メモ
セ・パ交流戦が3日に始まり、本拠で古巣の阪神と3連戦。佐藤輝選手が通算100号を含む、3本塁打、4打点と活躍し、1勝2敗と負け越して。(6月5日、エスコンフィールド北海道で)