霧島連山の新燃岳火口=2018年1月、宮崎・鹿児島県境、朝日新聞社機から 気象庁は23日、宮崎、鹿児島両県の県境にある霧島連山・新燃岳(1421メートル)の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げ、発表した。火口からおおむね3キロの範囲では大きな噴石などに警戒するよう呼びかけている。 気象庁によると、新燃岳では22日、2018年6月以来となる噴火が発生し、火口から500メートル以上の噴煙が上がった。23日に現地調査をしたところ、火山ガス(二酸化硫黄)が急増していることを確認し、火山活動が活発な状態になっていると判断したという。