霧島連山の新燃岳火口=2018年1月、宮崎・鹿児島県境、朝日新聞社機から

 福岡管区気象台は26日、宮崎、鹿児島両県の県境にある霧島連山・新燃岳(1421メートル)で噴火が発生しているもようだと発表した。火口からおおむね3キロの範囲では大きな噴石などに警戒するよう呼びかけている。

 気象台によると、26日午前8時ごろ、宮崎県高原町役場より降灰があったと通報があった。気象庁が設置している監視カメラでは、天候の影響で噴煙などは確認できていないという。

 新燃岳では、22日に2018年6月以来となる噴火が発生し、火口から500メートル以上の噴煙が上がった。火山ガス(二酸化硫黄)の急増が確認されたことから、23日に噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げていた。

共有
Exit mobile version