新紙幣の絵柄の包みに入ったのり=2024年7月3日午後0時20分、長野県坂城町立南条小学校、高木文子撮影
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 20年ぶりに新紙幣の発行が始まった3日。長野県坂城町の町立小中学校では、新紙幣を模したデザインが包みに描かれたのりと、肖像の3人にちなんだ郷土料理などが給食に登場した。のりの袋は1万円札、5千円札、千円札のいずれか。さて、どの袋が配られるか――。

 町立南条小の6年生のクラスでは、のりの配膳が始まると「1万円がいい」と歓声が上がり、子どもたちが楽しそうに給食を味わった。1週間ほど前に新紙幣のデザインや描かれた人物の人となりなどを学んだといい、小宮山愛夕さんは「のりの袋の名前を読んで、どんな人なのかわかった」。橋本千鶴さんは「新紙幣は(大きく)洋数字が書かれているので外国人にも使いやすいと思う」と話した。

 献立の一つ「つぼん汁」は…

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