原付きバイク(総排気量50cc以下)の新車生産が終了することを受け、今後の選択肢にもなる電動バイクの実技講習会が5月31日、松山市桑原3丁目の松山東雲女子大学であった。原付きバイクなどで通学している大学、短期大学の学生7人と教職員らが参加した。
講習会は、静粛性などに優れているとして電動バイクの普及を進めるホンダの関係者が、学生に貸し出すバイクを使って乗り方などを指導した。
大学によると、大学と短大で計約600人の学生のうち、バイク通学は約150人。5月に運転免許を取得した1年生の中田優花さん(18)は「電動バイクは初めてだったが優しく教えてもらって安心して乗ることができた」と話した。
50cc以下の原付きバイクは、新たな排出ガス規制に対応できないため10月末で生産が終わる。既存の原付きバイクは乗ることができる。