新駅ビルに広電乗り入れ　8月3日「駅前大橋ルート」開業へ

　建設中の広島電鉄の新線「駅前大橋ルート」について、広島電鉄は24日、8月3日に開業すると発表した。

　「駅前大橋ルート」は、広島駅と比治山町交差点を結ぶ広島電鉄の新線。約1.1キロの区間のうち、駅前大橋から駅までの約0.3キロが高架で、路面電車が新駅ビルの2階に直接乗り入れるようになる。八丁堀・紙屋町方面から広島駅までの所要時間は約4分短縮されるという。

　同社の仮井康裕社長は記者会見で「約20年前から計画してきた。非常に感慨深い」と話した。