農家支援の仕事をする女性が作ったお弁当。スナップエンドウは近所の農家からもらった=読者提供

 きっかけは、昨夏の米不足だった。

 神奈川県に住む公務員の男性(30)は、趣味のドライブで立ち寄った島根県出雲市の道の駅で、コシヒカリをみつけた。当時、近所のスーパーの棚には米がなく、ちょうど自宅の米がなくなったところだった。

 食べものの値段が上がったことで、食生活やくらしはどのように変わったのでしょうか。読者に聞きました。

 「命拾いしたと、思いました」

 毎日、ご飯と前の晩に作ったおかずを昼のお弁当にしており、米は2カ月で5キロぐらい消費する。家に帰って初めて食べる島根県産コシヒカリは、甘みがあっておいしかった。

 その後も機会があれば、旅行…

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