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昨夏の第106回宮崎大会の優勝を決め、マウンド付近に集まる宮崎商の選手たち=2024年7月26日午後0時21分、サンマリン、奥正光撮影

 第107回全国高校野球選手権宮崎大会は7月5日、宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎で開幕する。混戦ともいわれる今大会について、県高校野球連盟の皆さんに座談会形式で展望してもらった。試合の見どころは、そして注目の選手は――。(敬称略)

座談会の参加者

満窪文彦・県南地区理事/国府正・県央地区理事/野元勇作・県北地区強化委員/三原武博・顧問/猪股整・顧問

(進行は児玉正剛・理事長)

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宮崎大会の組み合わせ

Aパートの展望

 ――第1シードの日南学園、第8シードの桜美学園が入るAパート。

 三原 日南学園は打線が強力。田中、蔡、井野、渡辺。この打線を抑えきる投手は、なかなかいないと思えるくらい。

 野元 対戦する延岡星雲は投手の渡辺に140キロの速球がある。夏に向けて調整しつつあり、打撃でもパンチ力がある。

 満窪 同じパートに入った都城商は、1年からレギュラーで、守備、足がトップレベルの宮山がチームを引っ張る。日南振徳は、3番、4番を打つ瀬戸山、徳井が春以降、本塁打を量産している。その前に走者が出ると大量点につながりそうだ。

 都城西は投手の川平が安定感…

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