決勝を翌日に控え、打撃練習で汗を流す日大三の選手

 第107回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催、毎日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は23日、午前10時から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝が行われる。日大三(西東京)が2001年、11年以来3度目の頂点に立つか。春は2度優勝の沖縄尚学が、初めて深紅の大優勝旗を手にするか。両校は休養日の22日、最後の調整で汗を流した。

 日大三は準決勝の前日と変わらず、練習時間の多くをフリー打撃に割いた。相手の左腕末吉良丞と右腕新垣有絃を想定し、左右の打撃投手を打ち込んだ。2年生の4番で、大会2本塁打を放っている田中諒は柵越えの当たりを放ち好調を持続。三木有造監督は「甘い球は来ないが、振っていきたい。相手(投手陣)に丁寧に放らないといけないと思わせたい」と話した。

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