第107回全国高校野球選手権大会の西東京代表・日大三は、豊橋中央(愛知)と対戦する。日大三の三木有造監督と豊橋中央の萩本将光監督に、初戦に向けた意気込みなどを聞いた。
――日大三は2年ぶり20回目の夏の甲子園、豊橋中央は初出場になります。相手チームの印象は
萩本 しっかり送って、しっかり打つ、これぞ高校野球というチームだと思う。
三木 強豪校がたくさんある愛知県を勝ち抜き、勢いを感じるチームだ。
――自分のチームの中で、カギを握る選手は
萩本 1番打者の近藤だ。明るい性格で元気のいい選手なので、出塁するとチームに活気が出る。
三木 3番打者で主将の本間。昨年からずっと試合に出ている選手で、彼がしっかり打てるかどうかがポイントになる。
――警戒する相手チームの選手は
萩本 日大三のエースの近藤君はとてもクレバーな投球をする。試合を支配する力があるので、どうやって攻略するかだ。
三木 うちも豊橋中央のエースの高橋君をどうやって打つかだ。
――理想の試合展開は
萩本 選手には常に1イニングずつの勝負だと言っている。勝つイニングを増やしていきたい。
三木 まずは相手を最少失点に抑える。打線は、相手投手陣が良いのでそんなに点数はとれないと思うが、好機をつかんだら、しっかりと打ちたい。
――近づく初戦への意気込みを
萩本 甲子園でも愛知大会同様、相手をリスペクトして、下から突き上げていくゲームがしたい。
三木 全力で戦い、周りのみんなから応援してもらえるようなチームとしてやっていきたい。