小倉全由前監督(手前中央)の話を聞く日大三の選手たち=兵庫県西宮市

(21日、第107回全国高校野球選手権大会準決勝 日大三―県岐阜商)

 第107回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催、毎日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は20日、休養日で4強に進出した各校が軽い調整で汗を流した。21日の準決勝は、第1試合で第93回(2011年)以来の決勝進出を目指す日大三(西東京)と第38回(1956年)以来の決勝を目指す県岐阜商が対戦。第2試合はともに初の準決勝となる沖縄尚学と山梨学院が顔を合わせる。

 日大三は打撃練習に特化した。選手からの提案といい、三木有造監督は「(スイングの)数を振っていかないと嫌だと思う」と代弁する。2年生の4番田中諒は準々決勝の一発を含めて計2本塁打をマーク。「甲子園に来て自分のスイングができている」と、練習でも柵越えの豪快な打球を放った。「おそらく打たれる。打ち勝ってほしい」と三木監督。打撃戦は臨むところだ。

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