神奈川県厚木市の市民朝市が、17日で50周年を迎える。第1次オイルショックで物価高に直面した市民の生活を支えるため、1974年に県内初の朝市としてスタートし「地産地消」の先駆けでもあった。今も日曜日の早朝、多くの人でにぎわっている。
10日の早朝。まだ外は薄暗い。厚木市文化会館(恩名1丁目)の駐車場では、午前6時の開店前から行列ができていた。
開店と同時に目当ての店へと駆け寄っていき、次々と商品を手に取る。現在は22店舗あり、野菜、果物、米や肉、刺し身、豆腐、そば、総菜、パン、弁当などが所狭しと並ぶ。
野菜と肉、赤飯などをカゴい…