2019年9月25日、米ニューヨークで握手を交わす安倍晋三首相(左)とトランプ米大統領(いずれも当時)=岩下毅撮影

 10日にワシントンで日米首脳会談が開かれるのを前に、米紙ワシントン・ポストは、トランプ前大統領が11月の大統領選で勝利する可能性をめぐり日本で「軽いパニック」が起きかけているとし、「もしトラ」という言葉が広がる現象を紹介する記事を掲載した。

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 ワシントン・ポストは7日付の紙面で、「『もしトラ』 日本は米大統領の再来に備える」と題した東京支局長の記事を掲載した。日本で「もしトラ」(もしトランプ氏が当選したら)という言葉が広く使われ、「ニュースを読んだり、見たり、話したりする際に避けられない」とした。大統領選でバイデン大統領と再戦する見通しのトランプ氏について、「ほぼトラ」「マジトラ」「もうトラ」といった、当選を確実視するかのような言葉も生まれていると紹介した。

 記事は、「日本が神経をとが…

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