オーストラリア海軍に導入する新たなフリゲート艦の共同開発国の選定で、日本はドイツとともに最終候補に残る。日本が受注すれば過去最大の大型防衛装備品の移転案件となる見通しで、日本側は官民一体となってアピールを続けている。豪州政府は今年中に結論を出す方針だ。
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豪州のマールズ副首相兼国防相は6月、インドネシア・ジャカルタでの記者会見で、今年中に受注先を決めると改めて表明し、「可能な限り早く意思決定する必要がある」と強調した。
豪州軍のニーズには「もがみ型」
豪海軍などによると、海軍の…